【店舗の看板デザイン】意匠Teamが教える低コスト図面作成と素材選択!魅力を引き出す方法
皆様 こんにちは!埼玉県の看板製作取付会社 樹サインです。本日は意匠部のお仕事である、デザイン設計のお仕事をご紹介します。
当社意匠部は営業部と二人三脚で進める為、お打ち合わせより看板の種類・素材の選択から製作まで一連の業務に携わります。
看板デザインは、会社のイメージや売上・認知度などにも左右する重要な要素になるものです。
壁面や塔屋に設置するものは特に、定期的に変えるものではありませんので納得のいくデザインで長く良い状態で仕上げていく事が必要になります。ぜひ最後までお付き合いください!
目次
看板のデザインで追及できるのは、おしゃれ・かっこいいだけじゃない
看板の『意匠図』とはデザインと仕様が記載されている図面の事を指しています、
当社には「企画・設計・デザイン」を担う『意匠部』という部署があります。
設置場所に合わせたサイズや仕様で意匠も変わりますので、ご依頼を受けてから
初めにどの場所に設置するのか?サイズや仕様は?お店のコンセプトは?など、看板完成までの流れをご説明していきます。
1.シンボル看板の選択方法(壁面看板、自立看板、突き出し看板)
壁面看板の特性
外壁に取り付けられる看板で、目線を遮る障害物が少ない上部に取り付けます。
入口導線を確保して、お客様の視認性も高めます。
自立看板の特性
建物が車道より入り込んでいるケースは、壁面看板ではなく
車道より目立つ場所に看板を設置してアピールできます。
突き出し看板の特性
両方向より見える為、小型でも充分にお客様にアピールできる有効な看板です。
大型になると遠くからでも確認できるので、様々なロケーションで活用できます。
窓ガラスサインの特性
一般的には入口周りのガラスにシートサインなどで、お店の案内やお店の目印として使用します。
スタンド看板も同様ですね。
4種類共 同時に取り付け可能なケースもありますが、お店を認知してもらう「メイン看板」
お店のサービスを認知してもらう「サブ看板」お店の営業案内など、より詳細な「案内看板」
お店の入り口などを示す「誘導看板」など、目的を明確にする必要性があります。
一つの看板に情報をつめ込みすぎないように注意しています。
LEDデジタルサイネージの映像もお手伝いします。
2. 看板デザインに関して(黒や木目などの高級なイメージより、暖色系や寒色系の効果的な使い分け)
意匠図を作成するにあたって一番難問と思われる「デザイン」
デザインに関してはお客様の目的が重要になるので
一般的に「センスが良い」といわれるデザインが全てではありません。
お店を認知してもらうための「シンプル看板」や「商品をメイン」とする認知優先な看板など
お客様が最も重要とする部分、イメージをしっかりヒアリングし 校正していく必要があります。
イメージカラーはお店のコンセプトで決まります。誰にどのような価値を提供するかがポイント
高級感を出したい・重厚感を演出したい時は、やはり黒がおすすめです。
設置場所やサインの種類によっては、全体の印象が重くなりすぎないよう ステンレスや木目と併せて使用する事もあります。
レクサスが代表的なイメージかと思います。マツダの店舗もイメージカラーが白から黒になり高級なイメージ戦略に代わっていきました。飲食系ではスターバックスなども大人の雰囲気があり、高めの料金設定ですが人気店ですね。
情熱的で活力あるイメージ、食欲増進をはかるなら赤です。
気分を高揚させたりする…などの効果も期待ができます。
橙・黄などの暖色系は幸福なイメージカラーとして、友好的で親しみやすい雰囲気になります。
青などの寒色系は旅行関係・病院・スポーツ関連など幅広く使用されます。
開放感や清涼感、フリーんな印象が強いと思います。
緑は癒しやリラクゼーション効果のあるイメージ。自然の豊かさ新鮮さを象徴する色になります。
それぞれの特性を理解しながら適切に利用することで、看板を通し想いを伝える事ができます。
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3.看板仕様に関して (デザインと並行して決めていく必要性があります)
内照式や立体看板は細かい部分など表現ができない加工があるため、デザインと並行して決めていきます。
高級感を演出したい時は、内照式の看板が有効です。
内照式と言いましても様々で、前述した看板の他にも樹脂文字サイン・LEDチャンネル文字サインなどがございます。
高品質な商品を販売する店舗の入口は、ブランドイメージを表現する為 正面と背面が発光するタイプのサインがおすすめです。
高級感のあるサイン(立体的なLED発光の樹脂文字など)設置すると、商品の価値観も引き立ちます。
LEDが入った樹脂文字は高級感があります。
バックライトで洗練された雰囲気を演出!富裕層向けのお店にもぴったりで
ターゲットが明確ですね!
コストを抑えながら認知度上げた演出したい時
アイコンや親しみやすいシンボルサインを取り入れ、アルミ複合板にインクジェットプリントシートを貼る方法が安価で
自由なサイズ・形状で製作することが可能です。
規格品の看板は内照式でも安価で、充分にお店のイメージを壊さずに使用できる商品もあります。
今は高額な樹脂文字も設備の進化で安価になりました。
お見積りは無料ですので、街中で見かけた「目立つ看板」「清潔な看板」「親しみやすい看板」など
お店のイメージをお伝えください。予算と合わなくても同等の商品をご提案できるかもしれません。
立体感のあるチャンネル文字を壁から浮かして取付ました。
白い壁に黒マットのシンプルなロゴサインがひときわ目を引きます。
派手さは無いですが看板のイメージでお店のオシャレな雰囲気も伝わりますね。
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4.看板製作、設置まで
現場調査の重要性
仕様もデザインも打合せの中で変更していく事はよくあります。
設置現場を確認しましたら、お施主様や現場監督としっかりお打ち合わせを行います。
どういった場所にどういった取付を行うのかをしっかりと把握して意匠図を作成していかないと
補強や他の経費が掛かり予算超えでは話しになりません。
納得のいく看板が取付できるよう、看板の構造も意匠図に反映することが必要となります。
サイズ表記等の記載
弊社で使用しているアプリケーションはイラストレーターです。
サイズ表記等は作成する人の手打ち記載となりますので、入力のミスが起こる可能性があります。
そういった表記ミスが無いように、一人だけではなく営業や施工スタッフと「TEAM」で確認しながら
意匠データを作成するよう心がけています。
構造図面等の作成
店舗さんとゼネコンさんでは大きく構造や仕様も異なります。
店舗さんは現場状況に合わせた形状や寸法で意匠図を作ります。
ゼネコンさんのように100年建築とは違い、コスト提案・スピード感が必要です。
建物に携わる全業社が図面通りに製作する必要がある場合、時間をかけて詳細な構造図面が重要になります。
素材はステンレスなど長く劣化しない素材で製作する為、看板素材を選択する知識も重要です。
5.まとめ
看板意匠図を製作するという事は 並行して素材や仕様図、構造なども考えながら進めていきます。
当然取付方法や、取付場所の確認も必要になります。
デザインだけ先行し過ぎると、イメージと違うクオリティーの低い看板ができたりします…
看板は集客力やお店のイメージに大きく影響します。
長期的に使用できる看板は自分の判断だけではなく、製作スタッフ・施工スタッフの意見を反映して
適切な素材を選び、打合せしながら進めていく事が重要になります。
ぜひ参考にしてください。最後までお付き合い頂きましてありがとうございます!
社内制作だからできる提案
樹サインはアクリルから鋼板まで社内制作だからできる進化があります。自社制作だから出来る技術で、低コスト・短納期・オーダーメイドでお客様のご要望にお応えします!